長男匠ちゃん(右)に手作りのメダルを贈られ笑顔の佐藤希望選手=15日、福井県越前市内の実家

 リオデジャネイロ五輪フェンシング女子エペ個人で日本選手として過去最高の8位入賞を果たした佐藤希望選手(30)が帰国し15日、福井県越前市内の実家で長男匠ちゃん(3)ら家族と再会した。匠ちゃんから手作りの金色と銀色のメダルを贈られると「うれしい」と目を細めた。

 佐藤選手は、3回戦で前回ロンドン五輪女王を破るなどトーナメントで3勝を挙げ、日本女子初のベスト8に進出した。競技と育児を両立させるママ選手としても注目を集めた。

 リオから14日夜に帰国し、15日午後、父中野芳樹さん(61)、母雅代さん(58)らが待ち受ける越前市内の実家に帰省した。匠ちゃんとの対面は約1カ月ぶりで、胸に飛び込んできたわが子を抱っこすると「久々だからすごく重い」と笑顔で話した。

 リオ五輪の自身の戦いぶりについては「(準々決勝で)負けたのは悔しいが、日本人初の入賞を果たすことができた。充実感いっぱいです」と振り返った。母親になって迎えた今回の五輪と前回大会の違いについては「オン、オフがはっきりして試合に集中できた。本当に母は強いなと思った」と述べた。

 今後については「フェンシングは休憩し、しばらく子どもとゆっくり過ごす時間を持ちたい。まずはプールに連れていってあげたい」。4年後の東京五輪への挑戦については「今は全く考えていない。当面は2年後の福井国体を目指し、その後に考えたいと思う」と話した。

関連記事
あわせて読みたい