福井県立恐竜博物館を舞台にした結婚式の開催について発表する竹内利寿館長(左)と東急ハンズの白井勝己部長=15日、福井県庁

 福井県立恐竜博物館(勝山市)と東急ハンズ(本社東京)は、今年11月24日に同館貸し切りで結婚式と披露宴を行ってもらう「ダイノ・ウェディング」の希望者を募集している。対象は県内と県外のカップル各1組。福井を広くPRし、人口減対策や誘客につなげる狙い。恐竜王国、幸福度全国トップの福井で、滅んでも鳥類に進化の痕跡を残す恐竜にちなみ「不滅の愛」を誓ってもらう。9月16日締め切り。

 県の「いいね! 結婚ふくい」キャンペーンの強化月間や、同館の閑散期に合わせて11月に開くことにした。

 式場は、ティラノサウルスなどの骨格が並ぶ「恐竜の世界ゾーン」。骨格前で恐竜たちに愛を誓う“恐竜前式”を行う。スロープを利用したバージンロードや大迫力の音響など、同館ならではの魅力を生かす。披露宴は同館内のレストランで、福井市出身のシェフ秋元さくらさん=東京在住=が腕をふるう。越前がになど地場産の食材を使った料理を越前漆器の2段重に盛りつけ、華やかな雰囲気を演出する。

 県庁で15日に開かれた会見で、同館の竹内利寿館長と東急ハンズの白井勝己・執行役員外商部長が発表した。ダイノ・ウェディングは、同社がさまざまな場所での結婚式の演出を行う「ハンズメイドウェディング」の一環。関東地方以外では福井県が初めて。竹内館長は「恐竜と幸福という福井の“2大スター”を県内外に発信したい」とし、「企画を通して若者の結婚と恐竜への関心を引き起こすきっかけになれば」と期待を寄せた。

 費用は、招待50人を基本とし350万円(税抜き)。午前10時、午後2時からを選択する。希望者は「ハンズメイドウェディング」のホームページの専用フォームに恐竜や結婚に対する思いを記入して申し込む。審査で絞り9月下旬、結果をメールで知らせる。問い合わせは、同社経営企画部ブランディング課=電話03(5155)5325。

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