小浜小の卒業生が十三日、卒業の記念に同小の近くにある後瀬山に埋めたタイムカプセルを二十四年ぶりに開封した。教科書やノート、図画作品など懐かしい品々と対面し、小学校時代の思い出話に花を咲かせた。

 タイムカプセルを開封したのは、一九八二年度の小浜小六年二組の卒業生。もともとは二○○○年に開く予定だったが、都合が合わず延期されてきた。同小は二○○八年度に新校舎の建設を控えていることから、自分たちが卒業した現在の校舎が残っているうちにと、開封することを決めた。

 多くの卒業生が埋めた場所を忘れていたため、一年以上前から調査を行い埋めた場所を特定。この日は、当時の担任で、雲浜小の大森和良教頭(54)や発掘の実行委員を務めた北村理さん(35)をはじめ、クラスメートら十人が後瀬山に登り、縦約一メートル、直径約五十センチの円柱状のタイムカプセル二個を掘り起こした。

 掘り起こした後は、同小近くの福祉センターに移動していよいよ開封。当時使っていた筆箱や学級日誌、和太鼓演奏に使った木製のばちなど、思い出のアイテムが次々と登場すると「懐かしいー」などと声を上げて大喜び。中には当時のサバの缶詰などの変わった品物も見つかった。

 卒業生たちは、将来の自分に当てた手紙を読み「こんなことを考えていたんだ」と、小学生時代にタイムスリップしたかのように思い出に浸っていた。北村さんは「何を入れたか忘れていたけど、今になって当時の物を見ると、すごい新鮮な気持ちになる」と感想を話していた。

 中にあった品物は持ち主に郵送するほか、学級日誌などクラスでまとめていたものは大森さんが保管する。

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