サル7匹が目撃された山際のフェンス。手前に住宅地が広がる=6月27日、福井県越前市村国1丁目

 福井県越前市村国1丁目の村国山近くの住宅地で6月27日朝、野生のサル7匹が目撃された。市によると、市街地に接する村国山でこれまでにサルの群れの目撃情報はなかった。市内では前日から、市街地での目撃情報が相次いでおり、市が注意を呼び掛けている。

 27日午前7時半ごろ、保育士の女性(61)は、村国1丁目の自宅前で山際のフェンスの上を東から西に歩くサル7匹を目撃。威嚇するようなしぐさはなく、数分で村国山に姿を消したという。

 市農林整備課によると、24日に同市妙法寺町の妙法寺山、25日に千福町の茶臼山でサルが目撃された。26日朝には中心市街地の日野川帆山橋を渡り、村国山方面に移動する群れが確認されていた。

 市民のけがなどの被害は報告されていないが、移動ルート近くの畑で野菜が食べられた跡が確認されている。市は26、27日、職員が花火などでサルを村国山に追い払う対応を取った。メールなどで市民に注意喚起し、小中学校を通じて児童生徒には登下校時の注意を呼び掛けた。

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