福井地震の被害を報じる1948年7月1日付の福井新聞紙面

 ちょうど70年前の1948年6月28日午後5時13分(夏時間)に発生した福井地震。約3800人が犠牲となり、3万5000戸以上が倒壊するなど甚大な被害を出した。流れる年月とともに震災を体験した県民の高齢化が進む中、記憶の風化が懸念されている。当時の被災状況を伝える生々しい記事を目にしてもらうことで防災の大切さを再認識してもらえればとの思いから、震災直後の福井新聞紙面を公開する。

⇒1948年7月1日の福井新聞紙面

 公開したのは1948年7月1日の1面。「見よ この福井市の惨」の見出しに合わせ、多くの建物が倒壊した福井市中心市街地の写真が掲載されている。崩れ落ちた九頭竜川の鉄橋の写真もあり、震災の悲惨さを物語っている。また、坂井市丸岡町の被害についても触れられており、「全町倒壊後火災発生し類焼をまぬがれたものはかぞえるほどで丸岡城は原形なし」(原文まま)などと報じている。

 福井新聞社の電子新聞「福井新聞D刊」では福井地震直後の6月29日~7月5日の紙面も掲載している。明らかになっていく福井県内各地の被害の全容や復興へ向けた県民の奮闘などを掲載している。

⇒1948年6月29日~7月5日の紙面は福井新聞D刊

 

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