「チームに勢いをつける」と話す剣道成年女子の大西ななみ=福井県立武道館

 「頼れる切り込み隊長」(西川譲・福井県剣道連盟常務理事)―。剣道成年女子の大西ななみ(福井県立武道館)は福井に来てまだ2カ月だが、心は既にチームふくいの一員。国体では先鋒(せんぽう)を任される予定で「総合優勝に貢献したい」と意気込んでいる。

 特技は鋭い面。小手や引き技も優れており、隙を見せず、相手に有効な攻撃を打たせない。下手に攻めると打ち込まれるというプレッシャーを相手に与える剣士だ。

 剣道を始めたのは小学1年生のころ。強豪選手だった両親の影響を受けた。めきめきと腕を上げ、名門の中村学園女子高に進学。団体で出場する本国体少年女子で8強入り、2012年の全国高校選抜大会では団体優勝した。

 筑波大に進み、団体戦は大将としてチームを引っ張った。個人でも16年に全日本女子選手権で2位、昨年の全日本女子学生選手権では頂点に立った。今年9月に韓国で開かれる世界選手権代表の最終候補にも残った。

 同じ筑波大出身である西川常務の熱烈なアプローチを受け、チームふくい入り。平日は福井県立武道館に勤務し、事務や剣道教室の指導などを担う。あまり出かけていないというが「福井は魚がおいしい」と笑顔を見せる。

 本番に向けた課題は「勝負に焦ると、無駄に手数を増やしてしまうこと」。成年女子での本国体出場は初めて。「先鋒は勢いをつけないといけない。チームに弾みをつけられるように頑張りたい」と気を引き締めた。

 ■大西ななみ(おおにし・ななみ) 鹿児島県出身。小学3年から高校卒業まで福岡県内で過ごす。筑波大体育専門学群を卒業。昨年の全日本女子学生選手権で優勝。今年4月から福井県立武道館に勤務している。身長157センチ。22歳。

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