6月25日、ポーランド戦に向けた練習で、気迫のこもるGK東口順昭=カザン

 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で、日本代表は、セネガル戦から中3日で、決勝トーナメント進出を懸けたポーランド戦(日本時間6月28日午後11時)に臨む。過去2戦は先発メンバーが同じだったが、出場機会のなかった控え組も出番を待ち、練習に力が入る。「プライドのぶつかり合い」と話す選手もおり、チームの刺激となっている。

 セネガル戦から一夜明けた25日のベースキャンプ地、カザン。主力組が疲労回復に努める中、控え組は実戦形式のミニゲームで汗を流した。選手同士が「真ん中」「右」と大声でやりとりするのを、西野朗監督(63)はじっと見守った。

 「出たい気持ちはみんな持っている。出ているメンバーに刺激を与えないといけない」と話したのはDF槙野智章(31)。出場できない歯がゆさを押し殺しながら決意を語った。控えのGK東口順昭(32)=福井工大出身=は「練習は、自分が出たいというプライドのぶつかり合い」と話し、代表メンバーとしての意地を示した。

 セネガル戦でゴールを決めた乾貴士(30)が、真っ先に駆け寄ったのは控え組がいるベンチだった。終盤に出場したMF宇佐美貴史(26)は「苦しいときにベンチを見ろ、全員で戦っているぞという声が控え組から出ている。勝つことが重要」とチーム全体の一体感を強調する。

 コロンビア戦のゴールで「半端ない」の代名詞が広がった大迫勇也(28)も「途中から入る選手もみんながいい状態でプレーしている。距離感も雰囲気も良い」と話した。

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