継体大王(天皇)即位千五百年を前に、越前市、鯖江市など丹南地域の自治体と商工会議所や各種民間団体が一体となり、「こしの都千五百年プロジェクト実行委員会」が五日、発足した。大王ゆかりの本県では、地域に残された伝説を生かし地域おこしにしようとの機運が高まる中、官民挙げての組織が誕生したのは初めて。同実行委では来秋には「こしの都千五百年大祭」の開催を計画し、準備を進めている。

 越前市塚町の武生商工会館で開かれた発足式には、継体大王の伝説が数多く残る越前市、鯖江市、池田町、南越前町、越前町の丹南二市三町と、武生、鯖江の商工会議所、花筐薪能実行委、越前万歳保存会などの民間団体が結集。

 実行委の委員長に武生商工会議所常議員の三田村紘二氏、顧問には越前市の奈良俊幸市長、武生商工会議所の三田村俊文会頭を選出。即位千五百年を契機に、丹南各地域の伝説や伝承を再確認するとともに、大王が礎を築いたとされる、越前和紙、打刃物、漆器などの伝統産業をはじめ、ゆかりの伝統芸能を全国に発信し、地域活性化を図ることを確認した。

 具体的な事業は▽こしの都「越前ブランド」の全国への発信▽伝統行事の伝承および振興▽継体大王の事跡、郷土の歴史を青少年に伝承(ふるさと教育)▽ゆかりの地域および団体との連携、交流▽地域の新しいCI(イメージ統合戦略)づくり—の五本柱。

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