リクルート調査

 全国約一万人の宿泊旅行者が選ぶ「おいしい食べ物が多かった都道府県のランキング」で、本県が一位に輝いたことが、リクルート(東京)の宿泊旅行調査で分かった。健康長寿のブランド化を目指す本県にとって、本県を訪れた旅行者の食の満足度が高いことが証明された格好。一方で、魅力的な宿泊施設や観光スポットの数は下位レベルとなり、課題が浮き彫りになった。

 同調査はリクルートの「じゃらんリサーチセンター」が今年四月に実施した。まず昨年度に国内宿泊旅行をした人を、インターネット調査(約八万二千人に配信)で抽出。都道府県や性別、年代などが偏らないように二万人に絞った上で、ランダムに選んだ約一万三千人を調査し、約一万人から回答を得た。

 各都道府県を訪れた旅行者に「おいしい食べ物が多かったですか」と質問。「そう思う」「普通」「思わない」など五段階の回答のうち「そう思う」と「ややそう思う」の合計が多い順にランキング付けした。

 結果は本県の食べ物に満足した割合は81・0%で一位。石川が80・9%と小差の二位で、長崎、高知、北海道が続いた。本県への旅行目的でも「おいしいものを食べる」とした人が55%にのぼり、高比率であることが分かった。

 同センターでは「越前ガニをはじめとした豊富な海の幸を背景に、関西エリアからの旅行者の支持を集めた結果」と分析している。

 ほかの設問で「魅力のある特産品や土産物が多かった」のは、沖縄県がトップで本県は二十五位。「地元の人のホスピタリティ(おもてなしの心)を感じた」のは沖縄を筆頭に宮崎、奈良が続き、本県は三十位だった。

 また「魅力的な宿泊施設が多かったか」との問いには、本県は四十三位と下位レベル。一位の大分をはじめ沖縄、熊本、長崎と九州勢が上位を占めた。「大人が楽しめるスポットや施設が多かったか」には、京都が一位で、東京、沖縄、千葉、大阪と続き、本県は四十四位にとどまった。

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