あわら市芦原温泉街のにぎわい創出に取り組む若手グループ「あわら湯けむり創生塾」は一日、芦原温泉旅館協組加盟の十八軒の旅館とセントピアあわらの湯めぐりが楽しめる「あわら温泉手形」の発行を始めた。県の地域ブランド創造活動推進事業に採択された創生プロジェクトの第一弾で、今後、温泉街の活性化へ情報発信拠点の開設や屋台村などの事業が予定されている。

 同塾は市内の若手旅館経営者や商店主、農業者ら十人で組織。湯めぐり手形事業は、同旅館協組加盟の全旅館が参加した初の試みで、観光客に、温泉街の”売り”である泉源の異なる各旅館の湯を堪能してもらうのが狙い。

 「湯めぐり手形」は地元の間伐材で製作。温泉街で一枚千五百円で購入できる。手形には三枚のシールが張られ、十八旅館とセントピアの中から、一枚につき一カ所利用でき、計三回入湯できる。利用時間は、午後二時から同九時まで。

 この日は同市舟津の旅館会館で手形の発行記念式が行われ、関係者約五十人が見守る中、同塾の前田健二塾長と松木幹夫市長、飯島義雄副知事が手形にスタンプを押し、事業のスタートを祝った。

 県に採択された「あわら湯のけむり創生プロジェクト」事業では、手形のほかにも▽情報発信拠点「おしえる座ぁ」の開設▽あわら湯のまち駅前の多目的広場での屋台村▽地元食材を生かした商品の開発▽レンタルサイクルなどを展開予定。前田塾長は「十年後の芦原をどうするかの思いから若手が取り組んだ。ああ、温泉場に来たのだと実感できるような温泉街づくりを目指していきたい」と話していた。問い合わせは「おしえる座ぁ」=電話0776(77)1877。

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