模擬試合で札を払う川崎文義名人(右)と岩堀聡美七段=30日、福井県小浜市白鬚の旭座

 競技かるたを知ってもらうイベント「ちはやぶるin旭座」は30日、福井県小浜市白鬚の旭座で開かれ、県勢で初めて名人位を獲得した川崎文義名人が模擬試合を披露した。集まった子どもたち約100人は、一流の技とスピードを体感した。

 小浜市かるた協会「沖の石」と同市が開いた。模擬試合に先立ち、川崎名人が講演。名人位獲得までを振り返り、「かるたは精神面が大きく反映される競技。誰かに勝つというのではなく、試合で自分の力を100%出せるように練習した」と強調した。

 川崎名人は、妻の岩堀聡美七段と模擬試合を行った。両者とも上の句が詠まれた瞬間、札に右手を飛ばし、真剣勝負を繰り広げた。観客はスピードと集中力に圧倒されていた。

 競技かるた歴約10年の一瀬桃子さん(立命館大3年)は、「速くて迫力のある試合だった。もっと練習します」と話していた。

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