福岡市内で開幕した全国知事会議=28日午前

 福岡市で開かれている全国知事会議は28日、参院選挙区の合区解消を求める決議をすることで大筋合意した。福井県の西川一誠知事は同会議で、先の参院選で行われた隣接選挙区を統合する合区について「定数が減った地方は元気がなく、増えた大都市が元気が出ているとも全く思えない。政治が劣化しているだけだ」と批判し、解消の必要性を訴えた。

 参院選福井選挙区は議員1人当たりの有権者数が全国で最も少なく、最多の埼玉選挙区との1票の格差は約3倍。福井県関係者からは「3年後は福井が合区対象になる」との懸念が出ている。

 西川知事は「1票の格差是正が世の中で最も大事という考え方を変えることが、日本の将来にとって極めて大事」と強調。その上で「今の合区を解消しなければならないし、二度とさせてはならない。憲法の議論はあるが、並行して公選法などの法律で解決する動きをなすべき」とした。

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