電車に自転車を持ち込めるえちぜん鉄道の「サイクルトレイン」の試行運行が三十日スタートした。初日の午前中、福井駅からはサイクリング愛好家や親子連れら十三人が電車に乗り込み、海や山を満喫した。十月二十九日までの日曜と祝日に運行する。

 環境に優しい電車と自転車の利用促進を目指し、県の協力を得て同鉄道が企画した。一般乗客に配慮して二両編成の後部一両を自転車持ち込み専用車両とした。自転車とともに乗車できる本数は勝山永平寺線、三国芦原線合わせて上下二十本、駅は福井、勝山、あわら湯のまち、三国など七駅。

 午前中、妻と子ども三人で福井駅から乗車した福井市町屋三丁目、会社員南出治利さん(40)は「車は便利ですが、電車は子どもたちが楽しめる。三国駅で降りて、自転車で海に行こうと思っています」と話していた。二女の友結ちゃん(8つ)は「電車に自転車で乗るのは不思議な感じ。貝殻を集めたい」と大喜びだった。

 このほか福井駅から勝山永平寺線に乗車したサイクリング愛好家らは、勝山駅や永平寺口駅で降りて「自然を楽しみたい」などと話していた。

関連記事
あわせて読みたい