高校生にきれいな書き方を教えてもらう児童たち=28日、福井県高浜町和田公民館

 福井県高浜町和田小の児童と京都府の高校書道部員との書道交流会が28日、同町和田公民館で開かれた。近畿地区の強豪校として知られる立命館宇治高と東舞鶴高の計14人が指導。子どもたちはきれいに書くこつを教えてもらい、納得のいく作品を仕上げるまで繰り返し練習した。

 生徒たちに教えてもらうことで、書道に興味を持ってもらおうと同公民館が初めて主催。村宮博明館長(69)が、東舞鶴高の元教諭だった縁で実現した。

 立命館宇治高と東舞鶴高書道部は、「書の甲子園」として知られる国際高校生選抜書展で上位入賞を果たすなどレベルの高さは折り紙付き。以前から交流がある両校は、今年は1泊2日の強化合宿を同公民館で行うことになり、28日に同町を訪れた。

 この日は和田小の4〜6年生19人が参加。生徒たちは児童に寄り添い、「大空」や「平和」などの字を練習するのを見守った。足をくずしながら書いている子どもを見つけると「正座した方が高さが出て書きやすくなるよ」とアドバイスした。

 正木しまさん(5年)は「優しく教えてくれた。平の最後の画をもっと長く書くようにしたい」と笑顔。東舞鶴高の林愛梨さん(2年)は「みんな上手でびっくりした。合宿中は、リフレッシュしながら良い作品を作りたい」と話していた。

 児童たちは、今年の同書展に向けて作品作りに励む生徒たちの練習を見学したり、大きな紙に字を書く体験をしたりもした。

 交流会は29日も行われ、1〜3年生13人が参加する予定。

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