子供達がペレットストーブに興味津々!

5月に行われたキッズエコラボ。エコネットのビオトープでの田植えは子供たちも楽しそう

左からエコプラザさばえの井上理事長、牧野鯖江市長、ヤフーの一条マネージャー。福井県鯖江市が自治体では全国で初めてヤフーと協定を結びました。

おしゃれすぎるエコネットさばえ!

 こんにちは、ゆるパブのしおりんです。
 先日、福井県鯖江市にある市環境教育支援センター「エコネットさばえ」に行ってきたので、そのお話を。

 エコネットさばえとは、特定非営利活動法人(NPO法人)エコプラザさばえが活動している場所で、何をしているところかもわからず遊びに行ったんですが、勉強になったことがたくさんありました。

 エコプラザさばえはエコネットさばえの指定管理者。指定管理者とは、それまでは地方公共団体などが行っていた施設の管理、運営を、株式会社やNPO法人などの団体に代行させる制度らしい。
 エコプラザさばえは環境普及啓発活動や稚魚の放流など、環境や資源に関する活動を幅広く行っているとか。なんかすごいなって感じ。

 建物はとってもおしゃれで、一見一般の人は入ってはいけないところなのかなと思うんだけど、実は誰でもウェルカムだそうで、もっとたくさんの人に来て欲しいと言っていました。
 9時から22時まで、2階のフリースペースを自由に使っていいんです。
 スタバでマックがしたいけど、鯖江にはスタバがないからなあと思っているノマドの皆さん、図書館閉館後も勉強がしたいと思っている学生の皆さん、ここは冗談抜きで使えると思います!
 これからはゆるパブの活動拠点にしてしまおうか、ていうか乗っ取る!?って盛り上がっちゃうくらい素敵な場所でした。

 普段は小学生がよく来るみたいで、ヒノキの箸作りなどの体験教室とか、楽しいこともたくさんやっているみたい。
 たくさんの市民、団体の方の出入りが活発になれば、もっと世代間交流もできるようになると思うし、可能性を感じる場所です。

 そんなエコネットさばえは、館内でもいたるところにエコの仕掛けが。
 まずはペレットストーブ。間伐材や製材端材を圧縮したペレットという固形燃料を燃やして室内を暖めるもので、再生可能で地球環境にダメージの少ないエネルギーを使ったエコなストーブ。灰も、石炭ストーブよりも出る量が少なく、お手入れも簡単なんだとか。

 そして、ダンボールコンポスト。
 おがくず、腐葉土などの基材をダンボールに入れておいて、家庭で出た生ゴミを水を切って入れるだけ。あとは撹拌したりお世話をしてあげると、生ゴミが堆肥化するというもの。

 その中で、今回最も気になったのは、「再利用」というキーワード。
 世の中では「リサイクル」という言葉がしきりに発信されているけど、本当はリユース(再利用)が一番始めにしなくてはならないこと。
 エコプラザさばえではこの「リユース」を大きな目標として様々な活動をしています。
 例えば、おもちゃの病院。これは、壊れたおもちゃを持っていくと直してくれる場所です。

 じゃあ何でもかんでもリユースしたらいいのかというと、それも違うらしい。
 例えばいらなくなったものを近所の人にあげる。これはとってもエコでみんなが嬉しいですよね。
 でも、北海道の人が、いらないものを沖縄に送る。これはちょっと違うんじゃない?ということ。
 そこには、多くの人の労力や配送にかかるエネルギーが使われるわけで、それだけのエネルギーを使ってまでリユースすべきものなのかの見極めが大事。
 確かに、当たり前のことだけど、なかなかそこまで考えが至らなかったなと反省。

 そして、ものにはそれぞれの思いが詰まっていて、なかなか手放すことが難しいものもあると思います。そんな時に、次の人が大事に使ってくれるのなら、その思いとともに、誰かに大切なものを託すことができるリユースというのは、エコはもちろん、気持ち的にもなんだかほっこりする行動で、いいなあと思いました。
 8月9日にはエコネットさばえで地球にもお財布にも優しい片付け方講座が行われるようです。

 そんなリユースの素晴らしさをたくさんの人に伝えるため、ついに鯖江市がやります!
 鯖江市がYAHOO!JAPANとリユース協定を結び、ヤフオクならぬ「サバオク」の開設が決定しました。
 この企画は、鯖江市民や企業が使わなくなったものを寄付し、サバオクに出品します。
 落札者は、鯖江に興味を持ったり、その品物が欲しい、価値を感じる!と思って落札してくれる全国の人たちです。

 サバオクが他とは違うところは、売り上げはエコプラザさばえによる子供達の環境体験学習に使われるところ。
 不用品は多いけど、手間をかけてオークションに出品するほどでもないと思っている方も多いと思います。
 でも、それが子供達のため、環境のために使われるとなったら、出品してもいいかもって気持ちになっちゃいそうですよね。
 そんなサバオクの理念に賛同してくれる方がたくさん参加してくれるといいなあと思っています。

 もちろん、私たちゆるパブも積極的に関わっていく予定。
 いろいろなアイデアを好き勝手言っていたら、担当の方は困り顔だったけど(笑)ゆるパブだからこそできる、エコやリユースとの関わり方ができたらいいなと思っています。

 P.S. 帰りにはゴーヤの苗をいただきました。今、緑のカーテンにしようと奮闘中です。ちょっと時期が遅かったけど(笑)(ゆるパブメンバー、しおりんこと江戸しおり)

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 福井の若者や学生、公務員、起業家、経営者、研究者などがゆるくつながり活動する一般社団法人ゆるパブリック(略称:ゆるパブ、2015年福井に設立)が、さまざまな視点から福井のまちの「パブリック」に迫ります。2016年3月まで鯖江市に「ゆるい移住」していた江戸しおりさんを中心に執筆中。

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