中学生約50人が郷土新聞づくりのポイントを学んだ講座=23日、福井市の県立図書館多目的ホール

 県中学生郷土新聞コンクールに向け、新聞づくりのポイントを解説する講座(県中学校教育研究会社会科部会、県文書館主催、福井新聞社共催)が23日、福井市の県立図書館多目的ホールで開かれた。中学生約50人が参加し、福井新聞社のNIE(教育に新聞を)の担当者らから取材の仕方、記事の書き方などを学んだ。

 同部会の森上愛一郎会長(国見中校長)は、新聞づくりの取材は「自分の足で情報を集め、疑問を解決していってほしい」とあいさつした。

 福井新聞社の徳島泰彦NIEコーディネーターは「新聞の役割は『伝える』こと。事実と、それに対する思いを書き込むことが大事」と強調。実際の新聞紙面などを例に▽記事は結論から先に書く▽見出しは8〜12文字で簡潔に▽写真やグラフ、イラストを効果的に使う—といった秘けつを教えた。取材に当たっては「事前に基礎情報を調べておき、疑問点はどんどん質問しよう」と助言した。

 また、県文書館の担当者はテーマの決め方や、同館の資料の使い方を説明し「妥協せず、納得できる新聞を完成させて」と呼び掛けた。

 受講した勝見奏由香さん(進明中2年)は「取り組みたいテーマが見つかった」とにっこり。渡辺実華さん(同)は「記事は大事なことから書くという話が参考になった」、野路琴生さん(同)は「郷土新聞づくりを楽しみたい」と話していた。

 郷土新聞づくりは、県内各中学校で夏休みの宿題として出されている。県文書館では、昨年度のコンクール優秀作品を8月末まで展示している。

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