中村さん(左)が大正時代の着物や浴衣の特徴を語った講座=23日、福井市美術館

 福井市美術館で開催中の「竹久夢二展〜大正ロマン・時代を彩った女性たち〜」(同実行委員会=同美術館、福井新聞社、福井テレビ主催)の関連イベント「大正ロマン・アンティーク着物コーディネート講座」が23日、同美術館で開かれた。当時の女性を彩った着物や浴衣が披露され、参加者は大正ロマンに浸った。

 京都きもの専門学院の主任教授、中村郁子さん(福井市)が講師を務めた。中村さんは、大正時代の着物の特徴を「古き良き和の中に、革新的おしゃれを組み込んでいる」と表現。モデル4人が、当時モダンだった着物や浴衣を着て、「夢二式美人」の世界観を再現した。

 中村さんは「あでやかで、絵画的な表情が大正時代の着物の持ち味。ゆったりとした着こなしをしていた」などと説明。「浴衣は昔はくるぶしが見えるくらい短く着ていたけれど、今ではだらしなく見える」と、着方の変遷も紹介した。夢二の絵を再現した着物も登場。訪れた人たちは、往時の鮮やかな色使いにうっとりと見入っていた。

 講座は31日午後2時からも開かれる。また24日午後2時からは、竹久夢二文学館神戸文庫主宰の中右瑛さんによる講演会「夢二波乱万丈の恋人生」がある。

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