今春県内の高校を卒業した生徒のうち、大学などに進学したのは54・5%で、三年連続で過去最高を更新したことが、二十四日発表の県の学校基本調査速報で分かった。高卒女子の就職率は18・0%で六年続けて過去最低を記録した。また昨年度に年間三十日以上欠席し「不登校」とされた県内中学生の割合は2・52%で過去最も高く、不登校者数も三年ぶりに微増となった。

 速報によると、今春高校を卒業した生徒八千三百八十人のうち、大学や短大に進学した割合は男子が53・6%(二千二百七十一人)で前年度比1・0ポイント増、女子は55・3%(二千二百九十四人)で3・3ポイント増。いずれも過去最高を更新し、全体では2・2ポイント増となった。全国値(前年度)の男子45・9%、女子48・6%も上回った。

 高卒者で就職したのは千七百八人、20・4%で0・4ポイント減少した。このうち女子の就職率は18・0%(1・4ポイント減)で六年連続で過去最低を記録した。男子は0・8ポイント増の22・9%。

 一方、昨年度の県内の中学生の不登校者は、前年度より五人増の六百四十一人。近年の推移は○一年度六百六十三人(2・34%)、○二年度六百七十一人(2・44%)、○三年度六百五十七人(2・45%)、○四年度六百三十六人(2・44%)で、昨年度の人数は横ばいだが、割合は調査を始めた一九九一年度以来最も高くなった。全国平均の2・73%(○四年度)は下回っている。県義務教育課は「スクールカウンセラーや適応教室などの対策を講じているが、今後も注視していきたい」と話している。

 本年度の小学校児童数は、四万九千四百六十七人、中学校生徒数は二万五千百四十人、高校は二万五千二百四十八人でいずれも過去最少となっている。

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