福井県高浜町選管は20日、10日投開票の参院選で同町保健福祉センターに設置した比例代表の投票箱が、投票時間終了後に投函口のふたに施錠をしないまま開票所に運ばれていたと発表した。開票所で協議となり、開票開始が10分遅れていた。濱川和彦町選管委員長は「選挙事務の信用を失墜させた」と文書で謝罪した。

 町選管によると、投票箱には投函口に1カ所、箱を開けるためのふたに2カ所の施錠箇所があるが、手順では投票時間終了後に鍵を掛けるはずの投函口に施錠がなかった。選管は9日、投開票に関わる職員に説明会を開いたが、鍵をかけるシミュレーションなど、詳細な手順確認はしていなかったとしている。また同日に投票箱を預かった職員は、鍵は最初から二つしかなかったと話しているという。

 投票された用紙の数に問題などはなかったとしている。

 町選管は20日、同町役場で非公開の会合を開催。関係した職員への聴取内容などが報告されたという。再発防止のため、投票箱の受け渡し手順の再確認、鍵の台帳管理の徹底、投票箱の規格の統一などの対応を取るとしている。

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