ジャパンポリマークが製造する熱転写ラベルを貼り付けた日本代表のユニホーム=6月22日、福井県福井市清水杉谷町

 「OSAKO 15」「KAGAWA 10」。サッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会で強豪コロンビアを撃破し波に乗る日本代表。選手が着用する公式ユニホームの選手名と背番号のラベルを手掛けているのは、スポーツアパレルなどのブランドロゴやマークを装飾する「熱転写ラベル」製造販売のジャパンポリマーク(福井県福井市)だ。歴史的な金星を挙げ盛り上がりを見せる中、主力選手のユニホームのレプリカの注文も右肩上がり。「このまま勝ち続け、日本に元気を」と作り手のボルテージも上がっている。

 同社は日本代表ユニホームの「ネーム&ナンバー」を国内で独占的に製造販売するライセンスを持つ。同社製品が日本代表に採用されるのは、初出場した1998年のフランス大会以降6大会連続。選手が実際に着用するユニホームに加え、市販のレプリカに使われるラベルも全て同社が製造している。ラベルはフィルムに印刷し、熱転写加工するが、独自の接着技術を施したフィルムは「丈夫で剥がれず、色あせない」のが特徴だ。

 同社は選手用、レプリカ含め販売元のアディダス・ジャパンが供給するユニホームの熱転写加工も一部手掛ける。W杯開幕前後から注文が増え、日本代表の勝利もあって本社工場ではここ2週間で700着余を加工し、各地のスポーツ店などに納めている。22日も従業員がフル稼働で、高温のプレス機で背番号などを貼り付け袋詰めする作業を行った。柴崎岳、乾貴士選手らが人気で、今後も注文は増える見込みという。

 「前回大会と比べ期待度が低かったが、大金星を挙げ盛り上がってきた」と笑顔の久保浩章社長。「大舞台で戦う選手の勇姿を見るのは感慨深い。1試合でも多く勝ち続け、ニッポンに元気を与えてほしい」と声を上げていた。

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