小浜市長選で3選を果たし抱負を語る松崎晃治氏=17日、福井県小浜市駅前町の選挙事務所

 17日告示の福井県小浜市長選は、現職の松崎晃治氏(58)が無投票で3選を果たした。小浜市発展の最後の切り札ともいえる北陸新幹線敦賀以西ルートが年内にも決定されるなど、課題は山積している。松崎氏は「3期目は一つの節目。思い切ってやっていく」と決意を語った。

 —3期連続無投票当選となった。

 3期目は普通なら選挙になるはずだし本来、選挙をするべきだと思う。ただ、今回は特別な事情として、北陸新幹線敦賀以西ルート決定が年内にもある。小浜ルートは県議当選以来、訴えてきた。小浜・京都ルートが正念場に来ているので、継続してやれということではないか。

 —小浜・京都ルートをどう勝ち取っていくか。

 決まるかどうかによって、小浜の将来がかなり変わってくる。与党の関係者やJR西日本幹部らと会って、連携してやっていきたい。小浜と京都が20分でつながる。もっとPRしながら市民に広げていきたい。

 —3期目で最も力を入れたい課題は。

 若い人たちが小浜に帰ってきて、働けるようにしなければならない。企業誘致はこれまでもやってきたが、課題として竜前企業団地がまだ残っている。企業と交渉しているが、なかなか難しい。3期目の前半のうちに何とかめどを付けたい。

 農業、水産業はなくなってしまうのではないかという危惧を持っている。水産業振興は、サバの養殖を始めたし、トラウトサーモンもやることになる。小浜は御食国(みけつくに)。魚が豊富にないといけない。農業振興も同じ。小浜は水はけが悪く、水田にはむいているが、園芸作物がなかなかできなかった。土地改良することによって、解消できる。起業する人にも3年ぐらい補助したい。

 —肝いり事業の「まちの駅」をどう生かしていくのか。

 観光人口は徐々に増えつつあると思う。空き地にまちの駅ができたことは、2022年の北陸新幹線敦賀開業時にもプラスになってくる。まちの駅で、養殖しているサバを食べさせたい。道の駅、海の駅を含めた3駅を中心に市内を回るコースの設定をしていく。

 —選挙公約の「小浜を研(みが)く」とは。

 小浜には多くの資源はある。いかに磨き上げるか。新たに何かを作るのではなくて、今あるものを十分に生かしながら補完する形で考えていくということが、プラスになっていく。市職員を含めた人も磨いていく。

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