原子力損害賠償紛争解決センターは22日までに、福島市渡利地区の住民約3100人が東京電力に福島第1原発事故の慰謝料を求めた裁判外紛争解決手続き(ADR)で、放射線量が高かった2地点周辺の住民に、1人当たり総額10万円を支払う和解案を示した。

 住民側弁護団によると、和解案は賠償の対象人数を示していないが、約1100世帯のうち約190世帯とみられる。

 住民側は、除染で出た汚染土壌の仮置き場がなく、自宅で保管せざるを得なかったなどとして、1人当たり月10万円(放射線量の高かった事故後半年間は月20万円)の慰謝料を求めている。

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