3年ぶり2度目の前期優勝を決め喜ぶ福井ミラクルエレファンツのナイン=6月21日午後5時20分ごろ、富山県の高岡西部総合公園野球場

 プロ野球独立リーグ、ルートインBCリーグ西地区首位の福井ミラクルエレファンツは6月21日、富山県の高岡西部総合公園野球場で富山GRNサンダーバーズと戦い、4―1で勝利し3年ぶり2度目の前期優勝を決めた。選手たちに胴上げされた就任1年目の田中雅彦監督は「不思議な感じ。まずは前期優勝できてほっとしている」と喜びをかみしめた。

 この日が前期最終戦。中盤までもつれたが、1―1の七回に無安打ながら、好走塁などで勝ち越した。

 リーグ参入11年目の今季は、球団初の4連勝で開幕ダッシュを切ると、投打がかみ合い首位を快走した。しかし、21試合目に初めて2位に転落。引き分けを挟み5連敗と苦戦が続いた。それでも終盤は粘り強く接戦を勝ち抜き、6月18日の33試合目に初めて前期優勝へのマジックナンバー「1」を点灯。最終戦を白星で飾り、“逆転優勝”をつかんだ。

 西地区チャンピオンシップは9月15~17日の全3戦。後期優勝チームと争い、これに勝つと東地区覇者とのリーグチャンピオンシップに進む。後期は6月23日から始まる。

福井
010 000 201…4
000 001 000…1
富山

 【戦評】福井はエース浜田俊之が八回途中1失点の力投。打線は5安打ながら好走塁で得点を奪い、接戦を制した。

 打線は二回、荒道好貴の二塁打などで1死二、三塁とし、石井建斗の一ゴロが敵失を誘い先制。追いつかれたが七回、敵失と四球などで1死二、三塁とし、澤端侑の一ゴロが本塁悪送球となり三走西和哉が生還。さらに二走木内陸も一気に本塁にかえり、2点を勝ち越した。

 浜田は7安打を浴びたが要所を締めた。八回2死二、三塁で降板すると代わった岩本輝が後続を抑えた。岩本は九回を三者凡退に切り、胴上げ投手となった。

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