福井市議会の青木幹雄議長(左)から支援要望書を受け取る西川一誠知事=6月20日、福井県庁

 これに対し西川知事は「雪と財政、マネジメント、中核市移行の問題を全体として市が考えなければならない。(東村新一)市長は市民目線で議論するという考えを(1日に)伝えに来た」とし、市と十分協議するよう求めた。「雪はその時に解決しなければならず、そこでいろんな調整やら、お金のコントロールを互いにしておかなければいけない。そこが課題だし問題だ」と述べ、県と市が共通認識を持って除雪体制強化に連携する必要性を力説した。

 皆川氏は「市の財政力が弱く、行政的な責任もあるというのはご指摘の通り。それをチェックしなかったとの県議会のご批判も甘んじて受け入れる。でも、今回は何らかのご支援を」と食い下がった。

 櫻本宏総務部長は「東村市長も財政支援制度創設を重点要望に盛り込む考えを示している。どのような制度があったらいいと思っているのか、話を聞かせていただかないといけないと思っている」とした。西川知事も「中核市移行を最大限応援したいと申し上げている。市議会は冷静になって、理事者にちゃんとしてと言ってほしい。先生方の大事な仕事だ」と呼び掛けた。

 青木議長らはこの後、県議会議事堂を訪れ、山本文雄議長と鈴木宏紀副議長に同様の要請をした。山本議長は「議会の立場同士、将来に向かって意見交換することは当然のこと」と述べた。財政支援制度の是非には触れなかった。

 面談後、青木議長は記者団に「6月定例市議会でさまざまな角度から財政再建を議論している。(市が8月中旬までにまとめる予定の)財政再建計画に議会としてしっかり関わっていく」と述べた。

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