大谷吉継の武者人形を前に、功績や人柄を学ぶJR敦賀駅員=6日、福井県敦賀市のみなとつるが山車会館

 戦国時代の敦賀城主、大谷吉継を深く知ろうと、JR敦賀駅の駅員が6日、同市内に残るゆかりの史跡や神社仏閣を巡った。吉継が活躍した時代背景や、義理に厚いと言われた人柄などに理解を深めた。

 吉継はNHK大河ドラマ「真田丸」に登場し注目を集めている。観光客が増える夏に向け、駅員も観光情報を発信できるようにと、敦賀観光ボランティアガイドの協力で初めて企画。全駅員41人が7月中に参加する。

 初日のこの日は駅員4人が参加。吉継の供養塔とされる九重塔がある永賞寺(同市栄新町)や、敦賀西小前の石碑など8カ所を、鉄道利用客を想定してコミュニティーバスと徒歩で巡った。

 つるが山車会館(同市相生町)では武者人形や吉継のファンコーナーを見学。ボランティアガイドの林利男副会長(71)が吉継の性格を「心配りもでき、人々から男らしいとも言われていた」と説明すると、駅員は興味深そうに聞き入っていた。

 参加した野村慎二さん(58)は「思った以上に吉継ゆかりの地がたくさんあった。敦賀の玄関口の駅員としてもっと勉強したい」と話していた。

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