支持する政党は、比例代表の投票先は

 10日投開票の第24回参院選の福井選挙区(改選数1)について、福井新聞社は3〜5日の3日間、県内有権者を対象に電話世論調査を行い、終盤情勢を探った。5選を目指す自民現職で参院議長の山崎正昭候補(74)=公明推薦=が各年齢層に幅広く浸透し、無所属新人で連合福井事務局長の横山龍寛候補(51)=民進、共産、社民推薦=は伸び悩んでいる。諸派新人で政治団体「幸福実現党」の白川康之候補(59)は厳しい戦い。比例代表の投票先は自民が35%超を占め、他党を引き離している。

 調査時点で投票態度を明らかにしていない人がまだ4割近くいる。共同通信が行った序盤情勢の調査時と割合はほぼ変わらず、有権者が投票する候補者を決めきれない状況が続いている。最終盤にかけ情勢が変わる可能性もある。

 山崎候補は、自民支持層の7割弱、公明支持層の約6割を固め、おおさか維新支持層の4割強も取り込んでいる。序盤情勢の年代別調査で横山候補に後れを取っていた20代の支持も逆転。全ての年齢層で安定した支持を得ている。

 野党統一候補の横山候補は、民進支持層の約6割をまとめ、序盤情勢で3割強にとどまっていた共産支持層も5割強を集めた。社民からの支持も1割強から4割弱に伸ばしたが、勢いはみられない。

 共産支持層の4割強、社民支持層の5割弱は依然として態度を決めておらず、野党共闘の浸透が遅れている可能性もある。無党派層の6割弱がまだ決めていないが、2割強が山崎候補を支持している。

 白川候補は支持が広がらず、引き離されている。

 比例代表は自民か同党候補に投票する意向の人が35・5%で、序盤情勢の31・4%に比べ4・1ポイント上昇。ただ、前回の2013年参院選の調査時(52・5%)に比べ、17ポイント減少した。2番手の民進は10・4%で、序盤情勢、前回ともにほぼ同率だった。公明4・6%、おおさか維新3・9%、共産3・2%と続いている。

 【調査の方法】3〜5日の3日間、福井県内の有権者を対象に、コンピューターで無作為に電話番号を発生させて電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。電話帳に番号を載せていない人も調査が可能で、性別、年代別など有権者の縮図に合わせた精度の高い調査ができる。無作為に発生させた番号のうち、実際に有権者がいる世帯にかかったのは1054件で、このうち851人から回答を得た。

関連記事
あわせて読みたい