教諭のアドバイスを受け、新聞記事の要約に取り組む生徒たち=29日、福井県越前市武生三中

 NIE(教育に新聞を)実践指定校の福井県越前市武生三中で29日、公開授業があった。2年生の国語の授業では、文章を要約するこつについて学んだ。

 要約に取り組み、筆者のものの見方や考え方を理解するのが授業の狙い。教科書にある小泉武夫氏の文章「鰹節(かつおぶし)—世界に誇る伝統食」を要約するのが目標だが、いきなり長い文章は難しいので、この日は関係のある新聞記事を要約した。

 初めに、山本尚(たか)子教諭が要約の手順を説明。「大切なところに線を引いてつなげ、まとまりのある文章に」と述べた。生徒たちは、世界の無形文化遺産になった「和食」をテーマにした新聞記事を要約。ラインマーカーなどで線を引いて、200字以内の文章にまとめた。

 慣れない作業に戸惑い顔の生徒もいたが、山本教諭らのアドバイスを受け、ポイントを押さえた文章に仕上げていた。

 最後に、高知県から派遣されている森山幸子副担任が、土佐のカツオ漁について紹介した。授業の後、山本教諭は「教科書や新聞記事を読んで、伝統や知恵を受け継ぐことの難しさや大切さも話し合いたい」と語っていた。

 この日は、「持続可能な社会」をテーマにした社会科の公開授業もあった。

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