インターナショナルスクール「EN.College」の教室で話し合う藤田代表(左から2人目)とウォルキントン校長(右)ら=福井市中央1丁目

 小中高生を対象にした民間のインターナショナルスクール「EN.College」(エンカレッジ)が28日、福井市中央1丁目の北の庄通りのビルで開校する。月〜金曜の放課後の時間帯に、小学生向けには英語の学童保育、中高生向けには英語を活用して、早ければ在校中に起業できる人材育成プログラムを展開する。藤田侑平代表(33)は「単に学ぶだけでなく、英語を手段として使いこなせる育成を目指し、福井と世界をつなぐ人を育てていきたい」と意気込んでいる。

 事業主体は、福井市の教育ベンチャー企業「ボヌムエデュケーション」。英ヨーク大で留学経験を持つ藤田代表、英国のスコット・ウォルキントン校長(34)をはじめ、韓国やコロンビアからも国際教育の経験豊富な講師をそろえた。受講者の年代ごとにコースを設けている。

 英語の学童保育(午後2時〜同5時半)は、学校の宿題をこなした後、遊びながら自然に英語を覚える。語学を吸収しやすい小学校低学年からも受講者を受け入れる。科学教育や読書も取り入れる。

 中高生向けには、英語の会話力や論文作成のほか、プログラミングを指導。受講者チームで外国人観光客向けのフリーペーパー製作などの社会活動に取り組み、英語とITを駆使した高校在校中からの起業を支援する。午後7〜9時にコースを設ける。

 ビルの5階フロアに、約150平方メートルのオープン教室を設けた。ソファや卓球台、ギターも置く。高校・大学生向けには、その一画を24時間利用できる自習室として開放。講師陣は進学や留学相談を受ける。社会人向けの教室なども開き、中高生の起業支援役になってもらうことも想定している。

 福井県から国際社会で活躍できる人材育成を目指し、将来的には、私立または特区制度を活用した公設民営で、英語でほぼすべての教科を学ぶ小学校開設を目標とする。

 事業計画づくりは、福井新聞記者が参画するまちづくり会社「福井木守り舎」のコワーキングスペース「sankaku」(福井市中央1丁目)を拠点に進められた。今後もsankakuと連携した新事業を検討していく。

 中高生の受講料は月額1万9800円〜など、コースごとの入会金と受講料が必要。問い合わせは藤田代表=電話070(5148)1982。

関連記事
あわせて読みたい