富士フイルムHDの本社が入るビル=東京都港区

 【ニューヨーク共同】富士フイルムホールディングス(HD)は18日、米事務機器大手ゼロックスが富士フイルムHDによる買収計画を破棄したのは契約違反とし、損害賠償を求めて米ニューヨーク州の裁判所に提訴した。賠償金額は10億ドル(約1100億円)を超えると見込む。

 訴訟資料によると、富士フイルムHDは、いったん買収に合意したゼロックスが態度を一変させたことについて「半数以下の株式しか持たないカール・アイカーン氏らの気まぐれに従った」と批判した。

 富士フイルムHDは1月に買収計画を発表したが「物言う株主」として知られるゼロックス大株主のアイカーン氏らが反対した。

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