オオキンレイカの苗を受け取る児童たち=28日、福井県高浜町

 福井県高浜町と京都府舞鶴市境の青葉山に自生する希少植物「オオキンレイカ」の栽培に取り組む京都府立植物園などは27、28の両日、同町の小中校に苗300鉢を贈った。育てた苗は、今秋ごろに町内の公共施設の鉢に植え替える。

 オオキンレイカは、黄色い花を咲かせるオミナエシ科の多年草。「オオキンレイカ群落」として県が天然記念物に指定している。同園や京大、町民有志でつくる青葉山麓研究所などが保護活動を続けている。里親となって理解を深めてもらおうと贈った。

 高浜小で28日に開かれた寄贈式には、4、5年生計88人や、同園などの関係者5人が参加。児童たちは、同園が育てて葉を付けた苗60鉢を受け取った。夏は毎日水やりをするなど、育て方も教えてもらった。

 山本真由さん(5年)は「きれいに咲いてほしい」と期待を込めた。

 苗は、新庁舎や公民館などに植え替える予定。開花するのに通常2、3年かかるが、早いもので来夏、花を咲かせるという。

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