関西電力から二十四日、県に入った連絡によると、運転中の美浜原発2号機(加圧水型軽水炉、出力五十万キロワット)で同日午前一時半ごろ、タービン建屋二階にある二次系ドレン水の逆流を防ぐための高圧給水加熱器ドレンライン逆止弁から蒸気が漏れているのを、巡回中の運転員が見つけた。関電は出力を降下させた後、ほかの系統と隔離し、点検、補修をする。環境への放射能の影響はない。

 逆止弁の保温材を取り外したところ、ボルトで取り付けられている上部と側面の二カ所のふたから蒸気が漏れていた。床面に水がたまった跡などはなく漏れた量は少量とみられる。原因については「ふたを取り外して詳しく点検しなければ分からない」(県原子力安全対策課)としている。

 高圧給水加熱器は高圧タービンから出た蒸気によって給水を加熱するための熱交換器。加熱された給水は蒸気発生器に送られる。給水を加熱した蒸気はドレン水となり、逆止弁を通り気体を取り除く脱気器に回収される。

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