「県連合をつくって、安倍政権はおかしいとの声を上げてほしい」と訴える立憲民主党の福山哲郎幹事長=6月17日、福井県福井市の県国際交流会館

 立憲民主党福井県連合の事実上の旗揚げとなる「キックオフ集会」は6月17日、福井県福井市の県国際交流会館で開かれた。来賓の福山哲郎幹事長は来年の参院選に触れ、「県連合が県民との結節点になってほしい。福井は保守が強い1人区。野党が協力しなければ勝てない。候補者を一本化し、共闘すれば十分戦えると思う」と述べた。

 集会には設立準備世話人会共同代表の野田富久県議のほか、支持者ら約120人が集まった。

 福山幹事長は「昨年の衆院選の比例では、福井県内で約5万5千票の支持をもらった。この声に応えるため県組織をつくってもらい、『安倍政権はおかしい』との声を上げてほしい」と訴えた。

 立民は共産、自由、社民の野党に呼びかけ、「原発ゼロ基本法案」を衆院に共同提出している。福山幹事長は「福井では雇用など経済に深く関わっているので、交付金などを全てゼロにするつもりはない」とした上で、「エネルギー需給が可能なら、一日も早く原発をやめたい」と強調。「原発ゼロに向け、プロセスをつくってやっていく。これまでの知見や技術者は、廃炉完了まで維持していかなければいけない」と話した。

 この後、福井市中央1丁目で事務所開きを行った。世話人会によると、7月下旬に正式な県連合の設立大会を開き、代表ら役員を決める。正式に発足すれば、立民の25番目の地方組織となる。

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