着衣泳法「ういてまて」に取り組む児童たち=20日、福井県越前町四ケ浦小

 服を着たまま水中に落下したときの対応を学ぶ水難事故予防講習会が20日、福井県越前町四ケ浦小で開かれた。児童たちが浮いた状態を長く保つ方法「ういてまて」に取り組んだ。

 「ういてまて」は長く浮いて救助を待つことに重点を置いた着衣泳法。鯖江・丹生消防組合の特別救助隊水難隊員で、同泳法を推奨する水難学会の指導員でもある木原彰宏さん(36)らが講師を務めた。

 低・中・高学年に分けて講習会が開かれ、3、4年生の部には約40人が参加した。木原さんから「あおむけになって肺に空気をためたままにして」などとアドバイスを受けると、服を着たままプールに入った児童たちは何度か挑戦するうちにこつをつかんだ様子。空のペットボトルや運動靴など水に浮く物を利用して体を浮きやすくする方法にも取り組んだ。

 木原さんは「万一のときは慌てて泳ごうとせず、『ういてまて』を思い出して」と呼び掛けた。熱心に取り組んでいた新井眞悠子さん(3年)は「泳ぐのは得意だけど、服を着たままだと大変だった。きょう習ったことを忘れないようにしたい」と話していた。

 同講習会は7月14日までに町内の全小学校で開かれる。

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