観音町通り

 えちぜん鉄道の高架化工事に伴い、自動車の東西通行が寸断されていた福井市の観音町通りが30日から全面通行できるようになる。15日に開かれた福井県会土木警察常任委員会で理事者が明らかにした。道路は片側1車線。全面通行が可能になるのは、2009年6月以来約7年ぶり。

 また三の丸ビルと北陸電力福井支店を東西に結ぶ北通り東口線も、8月中に全面通行できる見通しと説明した。

 観音町通りにはかつて宝永踏切があったが、通称お泉水通りとつながる近くの東口都心環状線に踏切が新たに設置された。その際、観音町通りの踏切は国に認められず、道路の閉鎖を余儀なくされた。昨年12月に仮歩道が設けられ、今年3月に埋蔵文化財調査を終えた後、高架化の基礎工事も終了したことから、全面通行できるようになった。

 県都市計画課によると、えち鉄高架化に伴う東西交差道路は19本を計画し、内訳は車道が11本、歩行者・自転車専用道が8本。このうち北陸新幹線福井駅部(800メートル)の高架下には観音町通りなど8本の道路ができる。東口都心環状線と通称さくら通りは、えち鉄が福井駅部での仮線運行を開始した昨年9月末に踏切がなくなり、渋滞が緩和されている。県土木部の小川俊昭技幹は「18年の福井国体までに高架化を完成させ、東西交通の流れをさらにスムーズにしたい」と話している。

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