高浜原発3・4号機(福井県高浜町)の運転を巡る手続き

 関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の運転差し止めを命じた大津地裁の仮処分決定に対して関電が申し立てた執行停止が17日却下され、高浜2基の運転可否は、執行停止と同時に関電が同地裁に申し立てている異議審の判断を待つ形となった。

 異議審は審尋を5月の1回で終え、近く結論が出される。住民側弁護団は時期は「7月末か8月末になる」との見通しを示している。運転差し止めを命じた仮処分を決定し、今回の執行停止申し立てを却下した山本善彦裁判長が異議審も担当する。

 関電の異議が認められた場合は住民側が、認められなかった場合は関電が、それぞれ大阪高裁に抗告するとみられ、最終的な結論はまだ先となりそうだ。

 大津市内で会見した住民側弁護団は「却下の判断理由は、3月の仮処分決定と基本的に変わっていない」と強調。井戸謙一弁護団長は「異議審でも決定が覆ることはまずない」とした。

 関電は異議審に対して「高浜3、4号機の安全性が確保されていることについて裁判所に理解いただき、早期に仮処分命令を取り消していただきたいと考える」としている。

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