解禁となったアユ釣りを楽しむ人たち=6月16日、福井県永平寺町

 福井県の九頭竜川の一部と足羽川、耳川で6月16日、アユ釣りが解禁された。シーズンを待ちわびた多くの太公望が釣り糸を垂れ、銀鱗を狙っていた。

 薄曇りで肌寒い中、九頭竜川の五松橋(永平寺町松岡上合月)付近には、朝から県内外の愛好家が訪れた。九頭竜川中部漁協は本年度、例年並みの約130万匹を放流したが、この日は水温が低く水量も少ないため、アユの動きが鈍い厳しいコンディション。多くの愛好家はポイントを少しずつずらしながら、さおをじっと見つめた。

 三重県鈴鹿市から初めて訪れた前川勝さん(63)は約18センチのアユ2匹をゲットした。「待ちに待った解禁日だったが、釣果はいまいち。きれいな九頭竜川で一日過ごせるのはいいけれど、もう少し釣れるといいですね」と苦笑い。

 約1時間で15センチほどのアユ3匹を釣り上げたキャリア約40年の上西弘さん(74)=福井県越前市=は「昨年は全く釣れなかった。今年の試し釣りは良かったと聞いているので、これからに期待したい」と話していた。

 
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