新聞紙を自由に使って遊ぶ児童たち=16日、福井県勝山市

 NIE(教育に新聞を)実践指定校の村岡小(福井県勝山市)で16日、公開授業が行われた。1年生の児童31人が図工の授業で新聞紙を折ったり丸めたりと自由な発想で遊び、体全体で新聞紙に親しんだ。

 授業会場の体育館には新聞紙のほか、平均台や跳び箱、段ボール箱、たらいが用意された。向出英恵(はなえ)教諭(26)が冒頭に「新聞紙がたくさんあったら、どんなことをして遊びたいか」と問い掛け、児童たちは折る、丸める、結ぶなどの使い方をイメージ。その後、実際に新聞紙を使った。

 児童たちは丸めてパンに見立てて新聞紙を跳び箱の上にずらりと並べたり、破って段ボール箱に敷き詰めて「温泉」にしたりと、思うままに変形させた。冠やスカートなどにして身に着ける児童も。熊本地震の写真を目に留めて「ごみがいっぱいだ」とつぶやいたり、お菓子の写真を見つけてうれしそうにしたりする姿も見られた。

 向出教諭は「高学年になった時、読むことに抵抗がないように、まずは親しむことを狙いとした。楽しく遊べたという思いを持ってくれたら」と話していた。新聞紙で遊ぶ授業は17日も行う。

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