「自分の思いを積極的に」と話す吉江幸貴さん=福井県永平寺町の県立大福井キャンパス

 「政治って複雑でよく分からない」—。福井県内のある高校生の一言。難解な法律や社会保障、外交問題…。確かに難しそう。でも、何げない身の回りの出来事に目を向けてみると、実は社会の問題とつながっていて、政治家に言いたくなることが出てくるかも。身近な課題や夢に向き合い、行動する県内の同世代が、初めての選挙を迎えるみんなに伝えたいことがある。

 ■パリコレモデル・福井県立大4年 吉江幸貴さん(23) 

 福井県立大に通う傍ら、愛知県のモデル事務所に所属。企業のイメージガールやラジオのパーソナリティーとして活躍する。昨年は、世界的に有名なファッションショー「パリ・オートクチュールコレクション」(パリコレ)のオーディションに合格し、憧れのステージに立った。

 身長173センチ。小さいころから高い身長をからかわれ、ずっとコンプレックスを持っていた。「そんな自分を変えたくて」大学を休学し、意を決してモデルの世界に飛びこんだのは2年生の20歳のとき。

 さまざまな分野のプロと関わり、パリでは世界に名だたるモデルとも接する中で感じたのは「海外や都会の人は『まず結論』から。自分の意見をはっきり、ストレートに話す」ということ。そのためか、福井の同世代の学生は人に合わせるところが多く、積極性が足りないように映る。「失敗したっていいから思い切って前に進み、意思表示したり、自分の武器を外に向かって発信した方がいい。しなきゃダメだ」と思う。

 モデルとして社会と接点を持つようになって「将来のことは自分たちの世代が決めるべき」という気持ちが芽生えた。それには知識や経験が必要だと痛感し、昨春に大学へ復学した。

 「18歳選挙権は、若い人のひらめきや発想を伝えるチャンス。大人が築いた伝統と組み合わされば、福井に足りない刺激や活気が生まれるんじゃないかな」

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 よしえ・ゆき 福井県立大看護福祉学部4年。2013年にミス・ユニバース福井県代表に選ばれる。「ふくいブランド大使」を務める。

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