東京都港区のマンションで高校生がエレベーターに挟まれ死亡した事故を受け、県住宅供給公社とシンドラーエレベータ社金沢営業所は十三日、福井市運動公園一丁目にある同公社の社団地一号館で、同社製エレベーター一基を点検した。異常はなかった。

 シンドラー社製のエレベーターは、工場の貨物用も含め県内に四十九基あることが分かっており、県などが所有者に点検を要請している。同公社は事故後に緊急点検を行ったが、県の要請を受け保守点検を委託しているシンドラー社金沢営業所の社員を加えて再度、調査することにした。

 点検は公社職員三人の立ち会いのもとで行われ、営業所の社員二人が建築基準法に基づく六十三項目を調べた。五階建ての建物屋上にある機械室では、社員がブレーキパッドがすり減っていないかや、かごをつり上げたり下げたりする鉄製ロープが損傷していないかなどを入念にチェックしていた。

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