福井県警本部=福井市大手3丁目

 警察官をかたり「口座から現金が引き出されている」などと話す詐欺とみられる不審電話が6月14日、福井県内を縦断するように20件以上確認された。12日の富山県、13日の石川県に続き南下している。福井県警はキャッシュカードなどの受け取り役が電車で移動し、福井県内に滞在している可能性があるとみて注意を呼び掛けている。

 電話は富山で30件以上、石川で複数件あったため、福井県警は13日、「県内に受け取り役がやって来る可能性がある」と予想。14日は県内全署が警戒を強めていた。

 14日午前9~11時にあわら市内で11件、午後1~3時に福井市内で6件、午後5~6時に鯖江市内で6件確認されており、県内を南下している可能性がある。北陸3県で被害は確認されていない。

 県警生活安全企画課によると、不審電話はJRの特急停車駅に比較的近い高齢者宅に集中。「被害を止めるためキャッシュカードと暗証番号を書いたメモ紙を用意してほしい」などと話しており、詐欺電話に引っかかると、受け取り役がすぐに自宅に来る手口とみられる。

 同課は「文言はほぼ同じで同一犯の可能性が高い。不審電話があったらすぐに警察へ通報を」と呼び掛けている。さらに南下する可能性があるとして滋賀県警にも連絡した。

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