「モナリザ」をデザインしたLED発光パネル「ライトフェイス」と、製品企画した戸田さん=東京都港区の日東光学東京事務所

 福井県坂井市出身のアートディレクター戸田正寿さん(東京都在住)が製品企画した、むらなく美しく光を出す超薄型LED発光パネル「Lightface(ライトフェイス)」が商品化された。特殊なパネルの表面にデザインを印刷すると、自然光に近い光の透過によって光るアートが浮かび上がる。

 日東光学(本社長野県、金子宗央社長)が製造・技術開発し、大日本印刷(本社東京都、北島義俊社長)が販売する。

 戸田さんが2008年から構想していた「光る板」を実現化。従来のLEDパネルに比べ、発光面が均一で光にむらがない次世代の発光パネルだという。大きさは30センチ×60センチで、厚さ11ミリの薄型を実現した。パネルにはフレームがなく、数枚をつなぎ合わせて大型の面発光としても活用できる。

 パネル表面にフィルムを貼るだけでなく平面印刷も可能。特殊印刷を施すことで、油彩の凹凸や陰影まで原画の細部を忠実に再現できる。アート性の高いインテリアやディスプレーとして演出できるほか、印刷せずに室内照明器具としても使える。

 企業、法人向けに、このほど販売を始めた。価格は1枚10万円(税別、表面加工やデザイン費は含まれない)。問い合わせは公式ホームページhttp://lightface.jp。

 戸田さんは「クリエーターが発光パネルを、どのように活用していくのか期待したい。東京五輪に向け、日本の国宝を紹介できるような企画を考えていきたい」と話している。

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