ポートレート撮影の舞台裏などについて語る篠山紀信さん=4日、福井市の福井放送

 写真家篠山紀信さん(75)のトークショーが4日、福井市の福井放送で開かれた。50年以上にわたり撮り続けてきた著名人らのポートレートをスクリーンに映しながら、作品の背景や撮影の舞台裏を語った。

 県内外のファン約200人が訪れた。1980年に撮影し、ジョン・レノンさんとオノ・ヨーコさんのアルバム「ダブル・ファンタジー」のジャケットに使われた2人のキス写真は、「世界の人々が一番よく見た僕の写真。撮った3カ月後にレノンさんが撃たれてしまった」と紹介。三島由紀夫や勝新太郎さん、美空ひばりさん、長嶋茂雄さんらそうそうたる顔ぶれのエピソードを軽妙に披露した。

 松田聖子さんら、一世を風靡したアイドルについては、「イメージの自己管理能力がすごい」と振り返った。ヘアヌード写真については「アートだからいいじゃないという気持ちだった」と述べた。

 福井県出身のモデル道端ジェシカさんの写真や、3台のカメラを使った撮影技法「シノラマ」の解説も行った。

 トークショーは、市美術館で同日から7月10日まで開かれている篠山さんの企画展の一環で行われた。

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