福井県からサッカーJリーグのチーム創設を目指す民間非営利団体(NPO)「福井にJリーグチームをつくる会」の設立総会が三日、福井市の福井商工会議所ビルで開かれた。二○一五年のJリーグ二部(J2)参入を目指し、サッカー関係者やファンら県民を巻き込んだ活動を展開。”県民のJチーム”づくりに向けた動きがスタートした。

 Jチーム創設、育成だけでなく、サッカー以外のスポーツ・文化の発展や地域産業活性化につながる事業にも取り組んでいく。六月中旬にも県にNPO法人格取得を申請。認可が見込まれる今秋から本格的な活動を開始する。

 県内を中心に広く正会員、一般会員、賛助会員を募集。サッカー協会など関連団体、マスコミなどを通じて入会を呼び掛け、初年度には「創設運動の核となる」約千人の会員確保を目指す。会の活動は個人、法人会員の入会金や会費、寄付金、事業収入などでまかなう。

 設立総会には、県内各市町のサッカー団体の代表ら約二十人が出席。「二○一五年にJ2参入を目指す」ことを明記した設立趣意書や会の定款を承認した。本年度事業としては、母体となるクラブの設立方法を検討するほか、九月に先進都市の取り組みを学ぶシンポジウムを開催。九月から十二月にかけては子ども対象のサッカースクールを開く。

 理事長には梶本知暉・福井トヨタ自動車顧問が、副理事長に清川忠・清川メッキ工業社長がそれぞれ就任した。梶本理事長は、目標より早い四、五年内にJ2入りを目指せるチームをつくりたい意向を示し「県民が夢を持てる、みんなで育てるチームにしていきたい。課題も多いが県民の皆さんの協力を得てなるべく早く実現させたい」と活動への参加を呼び掛けた。

 設立を受け同会は会員の募集を開始。会の主催事業に参加できる「一般会員」の場合、入会金無料、年会費は年齢により一人千—三千円。家族三—六人が同時に入会するファミリー会員(一万—一万五千円)もある。正式にNPO法人になるまでは仮会員としての登録となる。登録者には入会申請書を送る。入会の問い合わせは県サッカー協会=電話0776(28)2990。

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