市長選を想定し票を投じる生徒たち=1日、福井県大野市の奥越明成高校

 この夏の参院選でスタートする「18歳選挙権」を見据え、奥越明成高(福井県大野市)の3年生が1日、市長選を想定した模擬選挙を行った。各クラス代表が候補者となって演説会を開き、実際の投票所での手続きに沿った投票を体験した。

 3年生の5クラスそれぞれが大野、勝山両市が合併して新たな市が誕生することを想定し、まちづくり政策をまとめた。この日は、同学年の約140人が参加した。

 候補者の関角宗介さん、廣田綾香さんらが「奥越市」「九頭竜市」などと名付けた新市の課題や活性化策を発表。どのクラスも若者をまちにどう定着させるかを課題の一つに挙げ、「大きなショッピングセンターやテーマパークを建てたい」「道の駅の機能と遊び場がある屋内型施設をつくりたい」などと訴えた。

 会場には大野市選管が実際の選挙で使う投票箱、記載台が設置され、生徒たちは入場券を提出して投票用紙を受け取り、票を投じた。

 同校によると、3年生のうち3割前後の生徒がこの参院選で投票権を得る見込みという。5月に18歳になった稲田祥さんは「どの候補者がどんなことを言っているのかを調べ、人の評価や家族の意見も聞きたい」と話していた。

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