越前市の源氏物語千年紀事業の特別企画展第二弾「匠の技―越前和紙と源氏物語」と「国府の薫り」が十四日、同市武生公会堂記念館(蓬莱町)で始まった。越前和紙を使った国宝絵巻の複製品や、紫式部が一時期を過ごした越前国府の詳細を紹介。平安ロマンと伝統技術の粋が、訪れた人を楽しませている。

 企画展は年五回シリーズで開催。「匠の技―」は昭和四十年代以降、文化財保護のため越前和紙を使って復刻した国宝の中から「紫式部日記絵巻」「源氏物語絵巻」「源氏物語奥入」の複製品を中心に展示。いずれも和紙に印刷された作品で、風合いや色使いなど原作に忠実に表現しており、地元の伝統産業と日本美術の融合が堪能できる。

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