若狭町給食センター(福井県若狭町北前川)の給食を食べた8小中学校の児童生徒らの集団食中毒で、町は25日、問題の給食を食べていない自校式給食の4小学校でも下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴える児童が出て、発症者は25人増え計312人となったと発表した。

 町の同日午後3時現在のまとめでは、これまでの8小中学校で18人が新たに発症。さらに残る4小学校でも7人が症状を訴えた。4小学校の児童はいずれも、きょうだいがセンターの給食を食べているなどの状況から、町は2次感染とみている。312人の発症者のうち、新たに症状を訴えた人を含め98人で症状が続いているという。

 町は同日夜、前日の2中学校に続き、全10小学校区で保護者説明会を開催。食中毒の現状を説明し、2次感染予防を呼びかけた。既に全校にノロウイルスへの注意喚起を行っており、各校で消毒液を使った清掃が行われているという。

 一方、25日までの業務停止処分を受けた給食センターは、同日現在も再開のめどが立っていない。手洗い回数や検便を増やしたりと、県二州健康福祉センターと衛生基準マニュアルの見直しを進めているほか、調理員を1〜2人増やす調整を続けており、同センターは「一日も早い再開を目指したい」としている。

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