若狭町の小中学校8校の給食を作っている同町給食センター=22日、福井県若狭町北前川

 若狭町給食センターの学校給食を食べた福井県若狭町内の6小学校と2中学校の児童生徒約250人が、下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴えていることが22日、町教委への取材で分かった。町教委は「現在調査中で断定はできないが、食中毒の可能性が高い」としている。

 町教委によると、同給食センターの給食を食べているのは、みそみ小、明倫小、三方小、気山小、梅の里小、熊川小、三方中、上中中の8校で、在籍している児童生徒数は計約千人。体調不良を訴えている子どもは8校で出ているという。

 21日から小浜市内の病院などを受診する児童生徒が急増。病院側は22日、若狭(小浜市)と二州(敦賀市)の両健康福祉センターに連絡した。町教委は両センターと学校側から連絡を受け、20日以前の給食を食べている子どもに症状が出ていることを確認した。

 町教委は22日午後6時ごろ、町内の各小中学校長を招集。23日に自主的に同給食センターの稼働を停止することを伝え、休校や午前のみの授業とするか、弁当を持参させるなどの対応をするよう要請した。手洗いの徹底と、子どもが嘔吐した場合の処理法なども指導した。

 22日が休診日だった同町の上中、三方両診療所は急きょ開院し、24時間態勢で不調を訴える子どもの診察に当たった。県は検査結果を確認した上で、23日以降に原因などを発表するとしている。

 同給食センターは1987年4月から稼働。町教委によると、同給食センターの給食が原因の食中毒はこれまでなかったという。

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