福井鉄道福武線の利用者数の推移

 福井鉄道福武線の再建計画の進捗(しんちょく)を確認する本年度1回目の福武線再建スキーム管理部会(部会長・浅沼美忠福井県立大准教授)は20日、福井県越前市の福鉄本社で開かれた。福鉄は、昨年度の乗客数が前年度比2・5%増の198万3679人だったことを報告。えちぜん鉄道との相互乗り入れ効果も踏まえ、2017年度目標としていた200万人達成が本年度中に実現できる見通しだとした。

 乗客数は通学、通勤の定期が順調に伸びたことを受け、前年度に比べ4万9129人増えた。部会後に会見した村田治夫社長は、沿線企業や学校に出向き、パークアンドライドや割引率の大きい1年定期の説明に当たった成果と説明。一方で、雪が少なかった影響で下半期は前年並みにとどまったとした。

 本年度については、今年3月27日に運行を開始したえち鉄との相互乗り入れ便による乗客数の上乗せを3万人と見込み、目標を204万人と設定。当初計画から1年前倒しでの200万人達成について「天候次第という部分もあるが、ぜひ実現したいと思っている」と述べた。

 国と福井県の補助金を充てる本年度の設備更新については、4編成目となる次世代型低床車両「フクラム」や、レール工事で3億7252万円を盛った。フクラムは12月ごろの導入を予定している。

 管理部会は福井県と沿線3市の関係者らで構成。非公開で行われた。

関連記事
あわせて読みたい