若狭町大鳥羽のJR大鳥羽駅舎内に「若狭ものづくり美学舎」が開学し十四日、開学式と記念講演会が開かれた。関係者ら約百人が出席し、オープンを祝った。

 同施設は、幼児から高齢者まですべての世代の生涯教育の場を提供するとともに、不登校生や学校中退者にものづくりを通して意欲を養ってもらおうと開設。教員OBら町民有志が昨年十二月に推進協議会を設置し、準備を進めてきた。

 絵画、造形を学ぶ「美術文化」や大工、左官などの職人技術を指導する「伝統文化」、中高生対象に数学、英語を教える「学力向上」など二十以上のコースがあり、教員経験者や地域の職人ら専門家が講師を務める。すでに百人近い受講申し込みがあるという。

 式には、千田千代和町長や西藤正治県教育長らが出席。同協議会の飛永新一郎会長は「新しい時代が求める、自然との共生を目指した循環型社会の創造に参画する人材を育成するために努力していきたい」と決意を述べ、千田町長らとテープカットした。

 また、式典に続いて同町市場の町公民館に場所を移し記念講演会が開かれ、福井大の児嶋眞平学長が「心をこめたものづくりを」と題して講演した。

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