タイガースガールズとして活躍するMayaさん=甲子園

 プロ野球阪神の公式チアダンスチーム「タイガースガールズ」に、福井商業高チアリーダー部JETS出身のMaya(まや)さんが今季加入し、甲子園球場を盛り上げている。イニング間のダンスなどでグラウンドを彩り「見ている皆さんを楽しませたい」と張り切っている。

 福井市出身でJETS初代メンバー。2009年全米チアダンス選手権のチームパフォーマンス部門で総合優勝した。今年1月にタイガースガールズのオーディションを受け、応募150人の中から見事合格。新メンバー8人を含む3期の17人に選ばれた。

 試合ではイニングの合間に躍動感あふれる踊りと笑顔をみせ、勝てば球団歌「六甲おろし」に合わせてダンスを披露。「JETSでの経験が生かされている」と語る。試合前のイベント、審判に球を渡すボールガールなど役割は日によって異なり、「福井で運転してきたので任せて」とリリーフカーや試合のヒーローを乗せる車も運転する。

 高校卒業後、専門学校などを経て地元の会社に勤めた。転機は昨秋、JETS初代メンバーで集まり、近況報告したときだ。目標を見失っていた時期だったが、夢をかなえているメンバーに刺激を受け、恩師には励まされた。

 そんなときオーディションを知り、11月の体験会に参加。タイガースガールズと踊り「やっぱり踊ることが好き」と思った。「うまくいかないときに気持ちを強く持ち、目標に向かって努力することをJETSで学んだ」。新たな夢を見つけ、特技を生かしてかなえた。

 ヤクルトの中村悠平捕手と高校の同級生。甲子園は高校時代にアルプススタンドでチアリーダーとして応援した思い出の場所だ。元球児の兄の影響で大の阪神ファンでもあり、「甲子園に風船が舞う景色をグラウンドから見たときは感動した」。福井のファンには「野球以外のイベントもあるので幅広い世代に甲子園に来て一日楽しんでほしい」と笑顔を振りまいた。

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